Business Concept

The S.GUILD Way

SCROLL

The Sake Flywheel

このFlywheel(弾み車)は、酒蔵と日本酒産業全体が
世界市場で持続的に成長するための要素を描いている。

弾み車 = 小さな力を積み重ねて回すうち、やがて自らの勢いで回り続ける車輪。
一つの成果が次の成果を生む、成長の原動力となる循環のこと。

The Reality
高知視察からの洞察

しかし、酒蔵単体では
このFlywheelを
回せない。

消費者を知らない・データに弱い

マーケット情報を取得する仕組みも、動いてくれる人もいない。試飲会を開いてもデータは取らず、営業に必要な末端価格すら把握していない。

味の伝え方を知らない

様々な味を揃えても、それを示す言葉やスペック表示がない。ワインなら品種・産地・ボディで想像できるが、日本酒は飲むまで分からない。

バイヤーと繋がる仕組みがない

海外に売りたくても、信頼できるバイヤーを知らない。海外営業は社長1人、販売は卸会社任せ——体制そのものが脆弱だ。亀泉では、偶然評判を聞きつけたバイヤーが訪ねてきたが、仕組み化はされていない。

設備投資の資金がない

製造コスト増で儲けが減るなか、生産性を上げる投資をしたくとも資金がない。新たな資金調達を開拓する人もいない。

酒米の担い手が減少

農業の担い手が減るなか、米農家が儲かる仕組みがなく、生産者が離れていく。

後継者不足で、蔵が減っている

全国の酒蔵はピーク時の約4,000場から減り続け、最新の全国調査では1,286場(2026年・酒蔵データベース「クラポート」調べ)。後継者や第三者承継・M&Aで引き継がれる蔵もあるが、日本全体では減少が止まらない。ひとつ蔵が消えれば、その土地の味と技術は二度と戻らない。

The Bigger Picture

課題は、多い。
だが、市場は桁違いに広い。

Market Sizing

ワイン市場から、逆算する。

世界のワイン市場は年間 約50兆円
いっぽう日本酒の輸出は、まだ 約435億円——ワイン市場の 0.09% にすぎない。

世界のワイン市場 約 50 兆円 / 年 日本酒の輸出(2024) 約 435 億円 / 年 = ワイン市場の 0.09% この差が、伸びしろだ。

ワイン文化圏——独・仏・伊でも、日本酒の輸出は過去最高を更新中。
ユネスコ無形文化遺産にも登録され、世界の関心は高まり続けている。
問いはひとつ。ワインが占める席の、ほんの数%を日本酒が取れたら?

ワイン市場の 0.5% を置換
2,500 億円
ワイン市場の 1% を置換
5,000 億円
ワイン市場の 2% を置換
1 兆円

※ 世界ワイン市場 約50兆円(2024年・Statista)を基準とした単純置換試算。現在の日本酒輸出総額(435億円)の 5〜20倍 の市場が、「ワインの数%」という控えめな前提から見えてくる。

課題が多いのは、まだ誰も本気で世界を取りにいっていないから。
この広い市場へ、日本の酒を羽ばたかせる。
そのために、いま課題を解決する。

Why S.GUILD Exists

だから、S.GUILDという
触媒が必要だ。

S.GUILDはFlywheelの
プレイヤーではない
外から化学反応を起こし、
Flywheelが円滑に
回るよう仕向ける——
それが触媒としてのS.GUILDだ。

Vision

日本の酒を世界へ
100年先へ

その触媒として、S.GUILDは自走・持続・成長する。
データドリブンで仕事し、継続的に学び、酒ビジネスを再構築する。

酒蔵は、数百年にわたり技術を継承し品質を守り続けてきた造り手のギルド。しかし、市場・バイヤー・消費者——外の世界への接続が弱い。

酒蔵が「造り手のギルド」なら、
S.GUILDは「消費者を知るマーケティング」のギルド。
優れた造り手を世界に羽ばたかせる。

酒で証明し、ウィスキーへ、ワインへ。日本のクラフト飲料産業全体の触媒へ。
同じ仕組み・同じデータ・同じネットワークが、カテゴリーを超えて転用できる。

Motto

楽しくなきゃ、
だってお酒だもん。

Work Hard, Have Fun, Make History

仕事は厳しく、でも楽しく、そして歴史を作る

Principles
行動指針
Proud
Team
Proud
Work
Proud
Future

We stand on Day 1, with a 100-year view.私たちは常にDay 1に立ち、百年先を見据える

The Meaning of S

「S」は、ひとつの意味を持たない。

Story

文化を物語として、次の世代へ語り継ぐ。

Science

データと学びで、酒の適正な価値を導く。

Society

蔵・ファン・バイヤーが出会う、文化の共同体。

Sake  ・  Spirit  ・  Spread  ・  Sustainability  …

そのすべてが、ひとつの S に集まる。

SAKE から始まる。けれど、そこに留まらない。
日本のクラフト文化を、世界へ。

Brand & Naming
組織名
SAKE GUILD INTERNATIONAL
自己呼称
S.GUILD
プラットフォーム
S.GUILD BASE
ドメイン
sakeguild.org
サービス群
S.GUILD ○○○○
EXAMPLES
S.GUILD Fansファンクラブ構築システム
S.GUILD Buyersバイヤーデータベース
What S.GUILD Does

S.GUILDの主な役割

S.GUILDは、目先の利益を追わない。酒蔵の持続を追う。
その結果として、S.GUILDも持続する。

01

マーケット情報の取得と海外営業支援

酒蔵は優れた酒を造る力を持っている。しかし「誰が・どこで・なぜ・いくらで飲んでいるか」を知る手段がない。とりわけ海外市場は情報も人脈も届きにくい。S.GUILDは国内外で3C・4P分析と生の声を集め、現地バイヤーの開拓から商談まで、酒蔵が単独では踏み込めない海外営業を代行する。

3C分析 / 4P分析 / 生の声の収集 / 海外・国内バイヤーへの営業代行・販路開拓

02

新たな資金調達手法の開拓

酒蔵が100年先まで続くには、より生産性が高く、働きやすい設備が必要だ。銀行借り入れだけに頼る時代は終わりつつある。DPO・補助金・クラウドファンディング——新たな調達を開拓し実行する人材が蔵内にいない。S.GUILDがその役割を担う。

03

適正価格取引構造の構築

データドリブンに働くほど、マーケティングデータが集まる。それは上流から下流まで——各国の末端価格から、酒米の仕入れ価格まで。国ごとに異なる価格や流通を横断して把握し、統合して初めて、世界のどの市場でも通用する適正価格の試算ができる。

分析はAIが担う。バイヤーへの最適な引き渡し価格も、農家の利益を考慮した仕入れ価格も、AIエージェントに相談すれば的確な答えが返ってくる。関係者みんなが適正に儲かり、ビジネスが持続する。

S.GUILDはこの仕組みを Price Intelligence と呼ぶ。他社が模倣できないS.GUILD固有のモート(競合優位性)だ。

The Moat
Price Intelligence
データが集まる AIが適正価格を試算 全員がS.GUILDのデータに頼る S.GUILDが商流に組み込まれる さらに集まる

農家もバイヤーも酒蔵も、適正に儲かるからS.GUILDのデータに頼る。
頼られるほどS.GUILDは商流に組み込まれ、データはさらに集まり、試算の精度が上がる。
回るほど、離れられなくなる。これがS.GUILD自身の小さなFlywheelであり、モートだ。

酒蔵は品質と味わいで勝負。
S.GUILDは情報と仕組みで勝負。
二つを合わせて、海外へ、百年先へ。

How to Build the Moat

では、そのモートを
どう築くのか。

まず、蔵人が集まる仕組みをつくる。
運営費は、稼ぎと協賛でまかなう。
その答えが、2階建ての構造だ。

How S.GUILD Earns

2階建ての収益構造

土台は、蔵人が無償で使えるS.GUILD BASE
その上に、有料の事業が乗る——無料の土台が、収益を生む2階を支える。

2F ── 収益フロア

酒蔵のブランドを預かる事業(IPライセンス型)

試飲会・酒蔵ツアー・ファンクラブをS.GUILDが酒蔵ブランドのもとに企画運営。収益の主戦場は海外だ。海外販売代行は引き渡し価格の30%成功報酬(残り70%は酒蔵へ)。DPO・クラファンも成果報酬型で受託。成熟後は酒蔵と共に造るS.GUILDブランドのOEM酒を世界へ(引き渡し価格の50%)——名を借りるにとどまらず、ブランドを共に育て、世界市場へ送り出す事業へ発展する。

1F ── 関係の土台

S.GUILD BASE ── 蔵人のための無償プラットフォーム

3C・4P分析や市場データを、Webツール S.GUILD BASE として蔵人に公開。多くの蔵の経営は厳しい。だからここは、永久に無料。この「挨拶代わり」が信頼を生み、データの権利は全てS.GUILDに帰属——蓄積が Price Intelligence(S.GUILDのモート)の源泉となる。この無償の土台の上に、2階の有料事業が育つ。

土台を支える資金

無料の1階は、誰かが支えなければ続かない。
S.GUILDでは、3つの資金がこの土台に流れ込む。

文化協賛+産業パートナー会費
日本酒は、神事・発酵・風土に根ざした日本文化そのもの。蔵が消えれば、地域の文化も消える。その保全に共感する公的機関・経営者からの文化協賛(CSR)。そして蔵の設備メーカー(搾機・タンク・充填機など)——蔵が栄えれば共に潤う企業を、共通基盤を共につくる産業パートナー(賛助会員)として迎える。いずれも返済も持分もない資金。
ファンクラブ会費の一部
ファンの「推し活」が、好きな蔵のデータ基盤を支える。自分のお金が蔵の未来に生きていると、誇りになる。
2階の収益の一部
販売代行・世界戦略酒・DPO受託で得た営利の収益を、無料の1階へ還流。営利が、公益を養う循環。

S.GUILDはNPOではない。だが存在としては、日本酒の未来のために動く公器でありたい。無料の土台にすべての資金が集約されることが、その証となる。
そしてこの土台は、蔵人・バイヤー・ファンが出会う「場」へと育っていく。

The Platform

S.GUILD BASE が、
業界のインフラになる未来。

蔵人だけの無償ツールとして生まれた
S.GUILD BASEに、
やがてバイヤーとファンが加わり
三者が出会う場になる。

Our Ambition

日本酒業界の
OSになる

酒蔵、バイヤー、レストラン、ファン。
それぞれが異なる目的で使い、その行動が自然に産業全体の学びへ変わる。
S.GUILD BASEは、日本酒業界を動かす共通基盤になる。

参考にするのは、m3.comの事業構造。
m3.com医療 S.GUILD BASE日本酒
無料で
使う人
医師 蔵人
提供する
価値
日常業務に役立つ医療情報・サービス 市場データ・3C/4P分析——経営と学びの端末
対価を
払う側
医師へ価値を届けたい製薬・医療企業 流通・金融・ツーリズム・データサービスなど産業側
成立の
理由
医師が集まる場だから、企業が対価を払う 蔵人が集まる場だから、産業側の商いが成り立つ

医師の集まる場が医療産業を動かしたように、
蔵人の集まる場が、日本酒産業を動かす。

OSとは、単なるソフトウェアではない。
世界中の日本酒に関わる人が毎日使い、毎日学び、毎日価値を生み出す共通の場である。

S.GUILD BASEは、使う人によって役割が変わる。
蔵人工程・在庫・販売・市場反応を確認する、経営と学びの端末。
バイヤー酒を探し、比較し、在庫を確認して再発注する、世界共通の注文端末。
ファン飲んだ酒、感じた味、料理との相性を残し、自分の好みを知る、飲酒ログと学習サービス。
S.GUILDすべての行動を次の品揃え・提案・世界戦略酒へ戻す、Flywheelのデータ基盤。

S.GUILD BASEの上で、物が動き、会話が生まれ、商いが回る。
注文も、飲酒記録も、試飲会の声も、仕込みの記録も、すべてが次の学びになる。
その学びが、Flywheelを毎年、少しずつ強くする。

商談・販路 生の声・推し活 評判・マーケティング 蔵人 日本の蔵の90% バイヤー 100ヶ国超 ファン 世界中から

蔵人とバイヤーが、蔵人とファンが、ファンとバイヤーが——
国境も言語も越えて、直接つながる。多言語AI対応。

三者の交流が Flywheel を回す

日本から、世界へ。

日本
90%
日本の蔵が利用する
データプラットフォーム
100ヶ国超
世界のバイヤーが登録する
越境バイヤーDB
世界
100を超える国々の
ファンが集うクラブ
課金の考え方
蔵人永久に無料。経営の厳しい蔵から経費は取らない。ここが公益の土台。
バイヤー初期は無料で早期に呼び込む。契約蔵が20を超えたら有料——選べる蔵が増え、価値が貯まってから。早期参加者には先行者特典。
ファンファンクラブ会費(地域別価格)。
企業文化協賛(CSR)と産業パートナー会費が、無料の土台を支える。

人が集まるほど、価値が増す。日本の蔵の90% × 100ヶ国のバイヤー × 世界のファン——
そこにいなければ商売にならない場になれば、それ自体が誰にも崩せない堀になる。
m3は国内で完結した。S.GUILDは越境する——日本の蔵と、世界を、じかに結ぶ。

From Vision to Execution

では、どう動くか。
Flywheelの6つのノードに、
それぞれ課題と打ち手がある。

Six Nodes

各ノードの課題と、S.GUILD BASEの取り組み

A 品揃え(時代に合う商品)

課題
  • 売れ筋の情報が入ってこない
  • 新商品を試す販路も予算もない
S.GUILD BASEの取り組み
  • 世界の販売・トレンドデータをS.GUILD BASEに集約し、蔵へ定期共有
  • S.GUILD BASEに蓄積した嗜好データをAIが分析——新商品の方向性を提案
  • 全商品の酒造工程データをS.GUILD BASEに集積・開示し、味わいをわかりやすく伝える

B ファン基盤(生の声)

課題
  • 若い飲み手が育っていない
  • 消費者の声を聞く余力がない
S.GUILD BASEの取り組み
  • プロトタイプの意見・反応データをS.GUILD BASEに集積——ファンがいるから小ロットで高速に試せる(小売店任せでは回転が遅い)
  • 有料試飲会 — 参加費を払うから本気の意見が出る。集めた声をS.GUILD BASEへ。新規客や歴の浅いファンの意見も記録し、固定化を防ぐ
  • 酒蔵ツアー — 本物のファンの率直な声を収集
  • ファンクラブ — S.GUILD BASEで工程データを閲覧・コミュニティに参加。日本酒を「推し活」に。自分の好きな酒をより深く学び、蔵との絆が育つ

C 評判(広がる仕組み)

課題
  • 計画的な話題づくりができない
  • 口コミを生む仕組みがない
S.GUILD BASEの取り組み
  • 全商品のストーリーをS.GUILD BASEに掲載——シェア・紹介の起点に
  • ファンがファンを呼ぶ(紹介特典=酒引換権)
  • ファンがバイヤーを呼ぶ(成約特典)
  • アンバサダー認定制度(ネスカフェ型)
  • 酒蔵ECアソシエイト — S.GUILD BASEが紹介リンクを発行・管理。ファンも株主も蔵人も、おすすめして報酬を得る
  • S.GUILD BASEに集まる口コミ・評価データをAIが分析し、蔵にレポート

D バイヤー(適正価格)

課題
  • 末端価格・中間マージンが見えない
  • 信頼できるバイヤーの見つけ方が分からない
S.GUILD BASEの取り組み
  • 各国の末端価格をS.GUILD BASEに集積し、AIが適正価格を試算(Price Intelligence)
  • 海外バイヤーDBをS.GUILD BASEで管理——蔵とのマッチングを仲介し、購買傾向を分析
  • 海外販売代行(引き渡し価格の30%)
  • EC送客 — S.GUILD BASEから酒蔵ECへ送客(紹介手数料 売上の5〜10%目安)
  • 世界戦略酒——市場データから毎年「課題」を提示し、共感する蔵がそれぞれの技術で挑戦

E 安定生産構造(仕入れと設備)

課題
  • 原料調達が不安定・設備更新の資金がない
  • 後継者不在で廃業を考える蔵が増加
S.GUILD BASEの取り組み
  • 全国の補助金情報をS.GUILD BASEに集約し、申請支援ツールで蔵をサポート
  • 酒米農家との長期契約モデル設計
  • 契約酒蔵の共同購買
  • 後継者マッチング・成功事例共有——S.GUILD BASEのネットワークをフル活用
  • DPOの企画・運営受託——出資者とのコミュニケーションはS.GUILD BASE経由

F 適切な生産量(需給バランス)

課題
  • 来年の需要が読めず仕込み量の判断が難しい
  • 海外需要の変動を把握する手段がない
S.GUILD BASEの取り組み
  • 世界の販売データをS.GUILD BASEに集積し、AIが需要予測——市場別・季節別レポートを配信
  • 余剰生産量をS.GUILD BASEで開示しバイヤーにオファー。加えて、世界の学びから導く「世界戦略酒」の課題を毎年提示
  • S.GUILD BASEに集まるデータをAIが統合分析——生の声と販売実績から学び続ける
Where S.GUILD Focuses

ノード別 S.GUILD必要度マップ

縦軸:酒蔵の自力難易度 横軸:短期のビジネスインパクト
右上=酒蔵だけでは手が届かない × インパクト大。S.GUILDが最もリソースを割く領域。
※ E(安定生産構造)は短期インパクトこそ小さいが、長期では産業の存続を左右する。

S.GUILDが最優先 ◀ インパクト低 インパクト高 ▶ 自力難易度 高 ▶ B ファン基盤 C 評判 D バイヤー E 安定生産構造 F 適切な生産量 A 品揃え
B・C・D — 最優先酒蔵単体では手が届かない × インパクト大。S.GUILDが最優先でリソースを投入。
E — 並走自力では難しく、長期でインパクト大。準備に時間がかかるため、最優先の取り組みと並行して、早めに種をまいておく。
A・F — 加速酒蔵が元々持つ強みの領域。S.GUILDのデータ・分析で精度を高める。

優先順位は見えた。
まず、ファン基盤を整える。

Fan Club

推し活 × 投資の二層構造

その最も重要な一手が、ファンクラブ×DPOだ。
最優先のB(ファン基盤)・C(評判)、そしてEの資金調達までを、一つの仕組みで同時に回す。
国内で型をつくり、そのまま世界へ——各国の日本酒好きを会員に迎え、会費は地域別価格で設計。S.GUILDが酒蔵の名のもとに運営し、酒蔵にはライセンス料として会費の10%を還元。

日本国内
5,000円 / 年

試飲会・ツアーに参加しやすく、限定酒も手が届く設計。

アジア圏
$50 / 年

香港・シンガポール・台湾・ベトナムなど。多言語対応・国際送料込み。

欧米圏
$100 / 年

米・英・仏・独・豪など。購買力に合わせた設定。

特典:酒造工程データベース閲覧、新酒発表会招待、限定酒購入権、蔵人交流、バイヤー紹介報酬、EC紹介報酬(アソシエイト)、DPO優先参加権 ほか

ファンクラブで、まず繋がる
DPOで、いよいよ本気で支える

DPO
ファンが「投資家」になる

普通の株主は配当を期待する。
酒蔵DPO株主は「好きな蔵の未来のために、
次の世代に歴史を刻むために」

お金を出す。

一口10万円〜100万円。会費との併用も可能——推し活しながら投資もできる。

① 応援・推し活の延長「自分がこの蔵を支えた」という誇り。
② 文化・産業への貢献日本酒文化を守りたい使命感。投資というより寄付に近い。
③ お金では買えない価値限定酒・蔵人体験・命名権・蔵元との食事。
④ コミュニティへの所属「この蔵の株主」というアイデンティティ。
Pride, Made Visible
誇りのかたち
🏛 蔵に名を刻む銘板酒蔵の柱に株主の名を刻む。蔵を訪れるたび、家族に見せるたび、「この蔵を支えている」実感が形になる。
📱 デジタル株主証(NFT)海外からも誇りを持ち歩ける記念トークン。限定酒購入権や蔵人体験など、特典の鍵としても機能する。
🏆 受賞の喜びを分かち合う鑑評会受賞の一報は、株主へ最初に届く。祝賀の一杯を蔵と共に——成長を支えた者だけの喜び。
リターンは、配当ではない。

DPOで期待するのは、金銭の配当ではなく、蔵が未来へ続くことそのもの。利益が出れば、まず蔵の設備投資や次の挑戦へ再投資される。株主への還元は、限定酒・優先購入権・銘板・受賞の喜び——お金では買えない「誇りのかたち」で返す。
将来、剰余に余裕が生まれた年には、ささやかな記念配当を検討する余地もある。だが主役はあくまで、支えた蔵の物語だ。

※ 正式な株主資格は株主名簿で管理(株券不発行)。銘板とNFTは、誇りを可視化する記念のかたち。配当の有無・方針は、法令と定款にもとづき別途定める。

From Day 1 to the Flywheel

最初の一歩から、Flywheelへ

S.GUILDは、一つずつ信頼と実績を積み重ねながら、Flywheelを回し始める。
まず小さく実証し、資金と専従体制を整えてから始動する。始動後は、自らキャッシュを生み出す。
その仕事がファン基盤と評判を育て、次のノードへつながっていく。

ノードの活動
資金調達
── S.GUILD始動前 ──

S.GUILD BASEのモックをつくる

酒蔵、バイヤー、レストラン、ファン、産業パートナー。それぞれが何に使い、どんな価値を得るのかを、画面として見せる。構想を説明する資料ではなく、未来の業務を体験できる営業ツールにする。

小さく実証する(自己資金〜数十万円)

大きな調達の前に、「人が集まり、お金を払うか」を確かめる。ランディングページ1枚・有料試飲会1回・最初のファン30〜50人・パイロット1蔵——自己資金〜数十万円で回せる規模で走る。ここで得た反応と数字が、産業パートナーを口説き、次の1億円を"賭け"から"実績にもとづく次の一手"に変える。

産業パートナーを探す

設備、瓶・包装、物流、金融、保険、IT、酒米・農業関連など、酒蔵の成長によって市場が広がる企業に参画を提案する。協賛ではなく、日本酒産業の共通基盤を共につくる賛助会員・Industry Partnerとして迎える。

運転資金を整える(500万円 × 20の産業パートナー)

この20社(各500万円)を中核に、創業パートナーの少額出資・補助金・必要最小限の自己資金/借入も組み合わせて合計1億円。用途は専従役員3名の人件費・S.GUILD BASE初期開発・営業/試飲会/蔵訪問・海外市場調査を1年間動かす運転資金。
資金の中核は産業パートナー。共同創業者が担うのは、リーダーシップと専従の覚悟、そして少額の創業出資だ。

Launch Gate|専従チームで始動

資金が揃った時点で、創業メンバーのうち3名が専従へ移る。副業の延長ではなく、速度と責任を持つ事業としてS.GUILDを正式に始動する。

── S.GUILD始動後|まず自立する ──

B ファン基盤

ファンクラブ・有料試飲会・見学ツアーで国内の日本酒好きと訪日外国人の声を集め、S.GUILD BASEに蓄積——今いる市場から即マネタイズ。

運転資金を生み出す

Bと同時並行で進める。創業資金だけでは、100年構想は続かない。有料試飲会、酒蔵ツアーの企画・受託、EC送客、市場調査など、在庫を持たない仕事からキャッシュをつくる。特に海外営業代行は、成約時に引渡価格の30%を受け取る成果報酬型とし、酒蔵に固定費を求めず、売れたときだけ利益を分かち合う。生まれた利益をS.GUILD BASEと次の挑戦へ再投資する。

C 評判

ファンがファンを呼ぶ(紹介特典)、ファンがバイヤーを呼ぶ(成約特典)、酒蔵公認アンバサダー認定(ネスカフェ型)。S.GUILD BASEが紹介リンクを発行するECアソシエイトで、ファンも株主も蔵人もおすすめして販売報酬を得る。

D バイヤー

海外の実売価格データをS.GUILD BASEに集積(Price Intelligence)。調査は現地在住の日本酒好きに依頼——謝礼を払い、そのままファンクラブへ。バイヤー開拓はWSET講師・JETROの紹介から。ファンがバイヤーを呼ぶ仕組みも実行——亀泉モデル。よいバイヤーを見つけたら、会いに行く、あるいは日本に招待し一緒に酒蔵訪問

── データが溜まったら ──

A 品揃え

S.GUILD BASEに蓄積した嗜好データをAIで分析し、時代に合う新商品の方向性を提案。ファン基盤(B)で試した反応を製品化につなげ、蔵の商品開発を支える。

F 適切な生産量

S.GUILD BASEに蓄積した市場データをAIで分析——需要予測レポートを市場別・季節別に配信。仕込み量の判断を助け、余剰も欠品も防ぐ。

── ファン基盤が育ったら ──

E 安定生産構造

ここでようやく設備投資に踏み込む——買い手が見えてからだから、無駄がない。補助金情報をS.GUILD BASEに集約し申請を支援。酒米農家と長期契約を設計。共同購買でコストを下げ、後継者マッチングと成功事例の共有で廃業を防ぐ。原料から人まで、百年先まで続く生産の土台を固める。

複数蔵で継続的なDPO受託

酒蔵ブランドの名でDPOを企画・運営し、これを複数の蔵で、毎年繰り返す。S.GUILD BASEを通じてファンに届くから株主は集まる。S.GUILDは目標マーケ費(例:2,000万円)を受託費として受領し、超過分は蔵の設備投資へ。蔵の負担ゼロで資金が回り続け、Eの安定生産を支え続ける。

Beyond Distribution

販売ネットワークを
築くだけで、
日本酒は世界に
広がるだろうか。

酒蔵とバイヤーをつなぎ、物流を整え、売場をつくる。
それでも、飲む人が違いを理解できず、自分に合う一本を選べなければ、次の注文にはつながらない。

世界へ届けるだけでは足りない。
世界の人が、選び、覚え、また手に取れる酒にする必要がある。

A New Way to Choose Sake

日本酒を、
選べる酒にする。

ワインは、ブドウ品種、産地、色、濃さを手がかりに選べる。
日本酒にも味を決める要素はある。だが、その情報は分散し、同じ基準で比べることができない。

「山田錦で、生酛で、7号酵母。
精米歩合50%くらいの酒が好き。」

酒米 山田錦 酒母 生酛 酵母 7号 精米歩合 50%
商品ごとに記録する
酒米、産地、麹、酵母、酒母、精米歩合、発酵、火入れ、熟成。酒造りの工程要素を共通形式でS.GUILD BASEへ。
比べて、好みを知る
銘柄名だけでなく、造りの要素や味わいから検索・比較し、「なぜ好きか」を発見できる。
学びを蔵へ戻す
誰が、どこで、何と合わせ、再注文したか。選ばれた理由を、次の仕込みと生産判断へ戻す。

共通化するのは、
酒ではない。情報の持ち方だ。

酒蔵の個性も、土地性も、職人の判断も残す。
違いを消すのではなく、その違いを世界中の人が発見できるようにする。

複雑さを残したまま、入口を分かりやすくする。

詳細な工程データは、日本酒の奥行きを伝える。一方、初めて触れる人にすべてを覚えてもらう必要はない。そこで、蓄積した情報と味わいの傾向を、A1・A3・S3のような型式でも表現する。これは格付けではなく、詳細な造りの情報へ入るための最初の入口である。

日本酒の複雑さを、消さない。
複雑さを、選べる形に変える。

A Near-Future Story

仕組みは、見えた。
では、そのすべてが動き出すと、何が起きるのか。

One Day in 2031

開始から5年後の4月、
その日も、Flywheelは
静かに回っていた。

誰か一人の大きな成功ではない。
酒を選ぶ人、造る人、届ける人、伝える人の小さな判断が、ひとつの循環としてつながっている。

07:10
Singapore

出勤前、ひとりの会員がS.GUILD BASEを開いた。昨夜飲んだ酒を「好き」に登録すると、画面に理由が表示された。山田錦、生酛、7号酵母、精米歩合50%。酸があり、余韻は長め。以前気に入った二本にも、同じ傾向があった。「私は、この造りが好きなのか」。次に試す一本が提案され、彼女は迷わず予約した。銘柄を暗記したのではない。自分の好みを、一つ覚えた。

09:00
Tokyo

S.GUILDの画面には、その選択が一件のデータとして加わった。シンガポールでは生酛系の再注文が増え、パリでは軽快なS3が魚料理と一緒に選ばれている。チームが見るのは売上だけではない。どの造りが、どの人に、どんな料理で選ばれたか。その情報を、品揃え、次の試飲会、バイヤーへの提案、需要予測、そして次の世界戦略酒のテーマへつなげていく。

10:30
Paris

レストランでは、シェフが新しいコースを考えていた。端末で「生酛・酸あり・山田錦」を検索すると、三つの蔵の酒が並ぶ。詳しく見たいスタッフは工程データを開き、初めてのスタッフは型式だけを見る。「前菜はS3、メインはA3にしよう」。入口は簡単で、その先は深い。日本酒は、説明される特別な酒ではなく、料理を考えるための普通の選択肢になっていた。

13:20
高知

蔵では、杜氏と若い蔵人が昨季の記録を見ていた。市場の反応は、味を変えろという命令ではない。「この酸を好きな人が、海外にもいる」。それを知るだけで、守るべき個性がはっきりする。温度、香り、発酵の進み方を確認しながら、次の仕込みを決める。データは職人の判断を置き換えない。判断を、次の世代と共有できる形にする。

15:00
S.GUILD

来季の世界戦略酒を考える会議が始まった。予約、再発注、試飲会の評価、飲酒ログ、料理との相性、各国の価格、在庫、酒米の収穫見込み。世界中から戻った学びを重ねると、「次に世界へ届けたい一本」の姿が見えてくる。S.GUILDが示すのは、製造仕様書ではない。音楽でいえば、課題曲。たとえば「生酛の奥行きを持ちながら、フレンチの魚料理にも寄り添う酒」。そのテーマに共感した蔵が手を挙げ、自らの米、水、技術、哲学で表現に挑む。同じ課題でも、答えは一つではない。S.GUILDは造らせるのではなく、世界の学びから、挑戦したくなる問いをつくる。

17:40
Online

同じ蔵のDPOページが公開された。必要なのは、発酵管理設備の更新だった。S.GUILDは、なぜ必要か、どの工程が改善されるか、支援によって何年先まで造りを残せるかを、工程データとともに示した。募集開始から三日で目標額を超える。コメント欄には、「この酒の酸が好きです」「次は蔵を訪ねます」と並ぶ。ファンは酒を買うだけでなく、その酒が続く理由に参加していた。

19:30
London

S.GUILD BASEでつながった日本酒好きが、小さな試飲会を開いていた。参加者は、甘辛だけでなく、酒米や酵母、酒母の違いを比べている。「私は7号酵母が好きかもしれない」。その発見はその場で飲酒ログに残り、次の一本の提案へつながる。詳しい人が初心者を案内し、初心者の率直な反応が蔵と次の世界戦略酒へ戻る。日本酒を広めるとは、正解を教えることではない。自分の好きに気づく人を増やすことだった。

22:20
Tokyo

一日の終わり、S.GUILDのメンバーが画面を閉じた。今日も大きなニュースはない。ただ、一人が自分の好みを知り、レストランが再発注し、蔵が次の仕込みを決め、農家が来季の作付けを確定し、新しい蔵が世界戦略酒への挑戦を決め、DPOに新しい仲間が加わった。品揃えが広がり、ファン基盤が育ち、評判が広がり、バイヤーが動き、安定生産構造が強くなり、適切な生産量へ戻っていく。中心にあるのは、成長ではない。今日もまた、学びだった。

Five Years After Day 1

創業から五年——この2031年、S.GUILDは巨大企業になっている必要はない。
ただし、ひとつの蔵の成功が、次の蔵でも再現できる状態になっている必要がある。
選ばれた理由がデータとして残り、その学びが次の品揃えと生産へ戻る。
その循環が、国と蔵を越えて、毎年少しずつ強くなる。

ファンクラブ会員
20,000
酒蔵ツアー参加者
20,000人/年
年間売上高
25億円
その売上は、ひとつの大ヒットではなく、複数の循環から生まれる。
世界戦略酒(S.GUILDが課題を提示 / 共感する蔵が挑戦)8億円
海外販売代行(バイヤー引き渡し・複数蔵)6億円
ファンクラブ(会費+限定酒販売・国内外)5億円
試飲会・酒蔵ツアー3億円
継続DPO受託・EC紹介・データ/バイヤー支援3億円

25億円。
世界のワイン市場から見れば、まだ0.005%——コンマ以下の世界だ。
しかし、その小さな数字の中で、人は自分の好きな酒を見つけ、蔵は造る理由を知り、米は来年も作られ、酒は海を越えている。

S.GUILDは、単に酒を売る会社ではない。
日本酒を飲む人をよく知り、データからの学びで、100年先を支えるFlywheelを回す会社である。